介護福祉の用語「社会的入院」

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介護福祉介護福祉で社会的入院とは本来なら退院できるのに、在宅介護の不足から入院を続けざるを得ない状況を指す。
一治療が終わっても退院できず脳梗塞や骨折などのために医療機関で入院治療を受け、退院できる状態になっでも麻痺が残ったり、介護が必要なために自宅で療養を続けることができないなどの理由で入院を続けることを「社会的入院」といいます。
その改善のために、国は老人訪問看護制度を創設したり、老人保健施設などを作り出してきました。それでも病院や一般診療所に6か月以上入院している65歳以上の人は30万人にのぽります。
入院している患者の2人に1人が高齢者。
一方で、高齢になると病気がちになります。入院する割合を示した入院率では、過去30年間増加し続けているのは高齢者のみといえる状況です。実際の病医院の現状をみると、平成8年の調査日に全国で148万人が病院や診療所に入院していました。その中で65歳以上は52・1%と半数以上を占めたのです。この数字は入院に高齢者が占めている比率が高いことを示しています。
長期化する高齢者の入院
平成8年の患者調査では一般病院の退院患者の平均在院日数は36・4日です。
ところがこれを年齢別で見ると、65歳以上では58・5日、70歳以上になると63・4日となります。高齢者は若者や中年層と比較をすると2~4倍の長期になります。
これは合併症が多く治癒しにくいため長期化しているのですが、そのことは当然、医療費に跳ね返ってきます。
国民健康保険の1人あたりの診療費では、10歳台に比較をすると0歳以上では10倍の開きが生じています。社会的な入院は高齢者本人に
とってだけではなく、医療全体にとっても問題なのです。