小切手と手形

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手形商売を行う上でものを売ったり買ったりする場合には、通常商品と引き換えに現金を支払ったり受け取ったりします。この現金と同じように代金の支払いに利用できる有価証券が小切手です。ではなぜ小切手は必要なのでしょうか。例えば、事務用品や消耗品を買うといった比較的少額な支払いで済む場合にはその都度現金で支払います。

しかし、1ヶ月分などをまとめて現金で支払う場合は多額の現金を持ち歩かなくてはならなくなります。盗難・紛失の危険性があり、安全とはいえません。そのため現金での支払に変えて小切手による支払いがあるのです。ただし小切手は誰にでも振り出せるわけではありません。まず銀行に当座預金口座を開設して銀行と当座勘定取引の契約を結ぶ必要があります。それは振り出した小切手や手形の代金はこの口座から引き落とす仕組みになっているからです。

手形も小切手同様に売買代金の支払いを目的として相手に振り出されるものです。手形には約束手形と為替手形がありますが、一般に手形と呼ぶ場合は約束手形のことです。約束手形とは手形を発行した人が受取人に対し、後日手形に記載された金額を支払うことを約束するものです。